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グリザベラの館

グリザベラの館

もうひとりのS先生

もうひとりのS先生は【神経眼科手術学】について話されました。

まず初めに、ものを見るとはどういうことか話されました。

目に入った光を網膜において電気信号に変換し

視神経を介して脳に伝え、脳においてその入力信号の選択と抑制を行い

選択された信号を脳で描くんだそうです。

脳は間引きの原理を用いて、画像の選択と消去を感情を交えながら

行ってるんだそうです。

“見るということは脳で描く”って話されてましたね。

ん、以前似たようなことばをS先生の講演会で伺いましたね。

【ものを見ることで脳は育つ】でしたぁ・・・

やっぱり目と脳は密接な関係にあるんですねっ!



 また視機能のしくみについても話されてましたね。

目は左右2つあり、左右の眼球の位置は約60mm離れている。

そのために左右の像は若干のずれ(視差)ているものの

一つの像として脳は見ようとする(融像)。

この働きが立体視が得られる理由のひとつになっているが

左右からの像が脳において必ずしも平等に選択されてるわけではない。

平等に選択されるのは左右の視力が同じ場合であり

像は単眼に比べて両眼のほうが見やすい(累加効果)。

また左右の視力が異なる場合、脳は明瞭な像を選択するので

立体視機能の低下が生じる一方

左右の任意な像を選択できる(モノビジョン)。

注意しなくてはいけないのは優位眼の像が常に選択されるため

劣位眼の像が明瞭な場合でも、優位眼の像を抑制できないことだ。

つまり劣位眼の像に優位眼の像が重なるため不明瞭な像となり

この場合、モノビジョンは困難となるそうだ。

また優位眼の働きがさらに大きくなれば

立体視機能障害・斜視なる場合もあり、瞳孔反応にも関わってくるそうだ。



 講演内容って難しくってメモれなくて

プログラムを殆ど参考にして講演内容をちょこっと付け足してみました。

そうそうこのS先生、来年とある学会の会長をされるそうで

パンフを配布してましたね。

気になったのは市民公開講座・・・

フリージャーナリストの櫻井よしこさん

私の学生時代か社会人になってからか忘れたけれど

お気に入りのニュース番組やキャスターについて

話してたことがあったんです。

殆どの方が久米さんとか筑紫さんとか言ってたのに

私は櫻井さんって言ってましたね。

【それ、誰~?】って言われてたかも?どうだっけ?

初めは書く方から始まったそうで

キャスターになって心がけていたことは

ニュースを読み上げる時、書き言葉を

話し言葉でしかも伝わりやすいわかりやすい言葉に

置き換えて話したことなんだそうです。(半生記より)

彼女が書かれた書籍2冊をあっという間に読んじゃいましたね。

今は日曜の討論番組とかに出演されてますよね。


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